八木一夫 1918-1979
Yagi Kazuo
陶芸家八木一艸の長男として京都に生まれる。1948年前衛陶芸集団「走泥社」を結成すると、クレーやピカソ、イサム・ノグチの作品などに触発され、1954年に「ザムザ氏の散歩」で陶芸の概念を破った新造形を発表する(いわゆる「オブジェ陶」の始まり)。以降無軸の焼締による力強い作品を経て、黒陶という無機的で彫刻に近い陶芸の手法により、造形的に一層の飛躍を果たし、60年代後半からは詩的で機知に富んだ数々の作品を発表した。一時、ブロンズやガラスによる作品も手掛けつつ、古陶磁への鋭い洞察力を感じさせる茶腕や壺にも優品を遺している。八木は、やきものの持つ素材感や、作陶のプロセスそのものについて考察し、哲学的な世界観の中で陶の表現を展開した、革新的な作家である。
白化粧 とり
w60.7×d18.0×h46.0 cm
1969年
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啓蟄の壷
w16.0×d12.4×h20.4 cm
1971年頃
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肖像
w19.6×h21.4 cm
1969年

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