山本茜 b.1977
Yamamoto Akane
截金(きりかね)とは、金銀箔を髪の毛ほどに極細く切ったものを木地などの表面に張り付け模様付けする工芸技法であり、中国の北斉時代(6世紀)頃から主に仏像装飾として見られ、その後日本にも伝わった。紀元前3世紀ごろのヘレニズム時代に金箔を挟み込んだガラス技法があるが、山本氏の作品は、硝子の面に截金を施し、その面を溶着し、繊細な截金の模様をガラスの中に閉じ込め、研磨して硝子と截金を完全なる一体の作品へと仕上げる独自のものである光を透過し空間に浮き上がる線は幾層にも重なり、素材の制約を超越した世界観を創り出
している。
截金硝子「天野香久山」
w66×d9.5×h18.0 cm
2017年

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